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ロールダウン効果とは(調達コストと期待収益率との関係と計算式)

ロールダウン効果とは


ロールダウン効果とは

  • ロールダウン効果(ろーるだうんこうか)とは、右肩上がりのイールドカーブ(利回り曲線)の形状(すなわち順イールドの形状)が変わらないとすると、時間の経過とともに債券価格の上昇が期待される効果のことです(債券の残存期間が短くなっていくにつれて債券の価格が上昇する効果のことです)。また、その間の所有利回りのことを「ローリング・イールド」といいます。 「ロールダウン」とは、時間経過とともに利回り水準がイールドカーブの傾斜を転がるように低下して債券価格が上昇することをいい、ロールダウンによって期待される効果を「ロールダウン効果」といいます。「ロールダウン効果」は、「ローリング効果」とも呼ばれます。



ロールダウン効果の例

例えば、米国の10年物の国債米国10年国債(米10年債))を1年間保有したとすると、9年物の国債になります。そこで利回りが下がるとすると債券価格は上昇するので、投資の収益率は上がる、といった効果のことを「ロールダウン効果」といいます。イールドカーブが右肩上がりに立っていれば立っているほど、それは期待できます。すなわち、イールドカーブが立っているほど利回りの低下幅が大きく、債券価格の上昇が期待できるため、ロールダウン効果は大きくなります。






調達コストと期待収益率との関係と計算式

例えば、米国債に投資する場合、円をドルに換えて米国債に投資します。この際、ドルの調達コストが必要となりますが、ドルの調達コストは概ね日本との短期金利の差となります。

ロールダウン効果による利回りから、このドルの調達コスト分を差し引いた値が期待収益率となります。

  • ロールダウンー調達コスト=期待収益率

例えば、米10年国債がロールダウン効果を加味した場合に3%であったとして、ドルの調達コストが2%であったとすると、期待収益率は1%となります。この期待収益率が高いか低いかで、その国債への投資が魅力的か魅力的でないかが判断できます。




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