日銀短観の「(企業の好況感比率)ー(好況を感じていない比率)」で算出される企業DIは、景気判断を示す指標として注目度が高く、調査票の回収率がほぼ100%に近いため、企業経営者の最新の判断が反映されるとして重要視されます。指標としての重要度は非常に高いです。特に「大企業製造業のDI」は、日本企業の景況感(センチメント)の現実的な数値であるとして最も注目されます。また、在庫や設備投資額や、日本株は為替相場にも影響を受けやすいことから、「想定為替レート」も注目されます。
中小企業の業況は、大企業の業況より遅く上がりますので、中小企業の業況が上昇していれば日本経済が上昇していることを示します。また、中小企業の資金繰りは通常マイナスで出る項目です。ここが大きく上昇していたり、大きなプラスで出ていれば日本がバブルになっている可能性があります。
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