例えば、2つの企業が新設合併(複数の企業が1つの企業になること)する場合、2つの企業には合併比率に応じた新会社の株式が割り当てられることになります。合併比率が「2:1」の場合、前者の企業の株式1株につき新株式2株が与えられ、後者の企業の株式1株につき新株式1株が与えられます。合併比率が「1:1」の場合は、各企業の株式1株につき新株式が1株が与えられます。
吸収合併(合併後に存続する会社が解散する他の会社を吸収すること)の場合、例えば、2つの企業であれば、1つの企業が存続し、もう1つの企業は解散することになりますが、解散する企業の株主には、存続する企業の株式が合併比率に応じて割り当てられることになります。合併比率が「2:1」の場合、解散する企業の株式1株につき存続する企業の株式0.5株が与えられます。合併比率が「1:1」の場合は、解散する企業の株式1株につき存続する企業の株式1株が与えられます。
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