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寡占度指数(ハーフィンダールハーシュマン指数)とは(計算例と見方)

寡占度指数(ハーフィンダールハーシュマン指数)とは






寡占度指数とは

  • 寡占度指数(読み方:かせんどしすう|英語:Herfindahl-Hirschman index)とは、「ハーフィンダールハーシュマン指数」とも呼ばれる、ある産業における市場の集中度合いを測る指標です。



寡占度指数(ハーフィンダールハーシュマン指数)の定義

寡占度指数(ハーフィンダールハーシュマン指数)は、経済学者であるオリス・ハーフィンダール(Orris Herfindahl)とアルベルト・ハーシュマン(Albert Hirschman)が示した概念に基づく指標で、ある市場の各企業のシェアの2乗の合計と定義されています。




企業合併の審査で利用される

寡占度指数(ハーフィンダールハーシュマン指数)は、米国の司法省では反トラスト法(アンチトラスト法)に基づく企業合併の審査で利用しています。日本でも2007年の「企業結合審査に基づく独占禁止法の運用指針」の改正から、公正取引委員会が企業合併の審査で寡占度指数(ハーフィンダールハーシュマン指数)を重視するようになりました。




寡占度指数(ハーフィンダールハーシュマン指数)の計算例と見方

寡占度指数(ハーフィンダールハーシュマン指数)は、例えば100%のシェアを1社が独占していれば「1×1.0の2乗=1.0」ととなります。一方、1%のシェアを100社が持っていれば「100×0.01の2乗=0.01」となります。つまり、寡占度指数(ハーフィンダールハーシュマン指数)が1に近づくほど独占の度合いが強まり、0に近づくほど競争が激しいことを示します。






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