例えば、投資信託の場合、外国の株式や債券などの金融商品に投資している投資信託で、基準価額(投資信託の価格)が日本円で表示されている投資信託があります。これが「円建て」です。基準価額を円で表示することによって、資産価値を円で把握しやすくしています。要するに、円建てとは資産価値(この場合は基準価額)を円で表示するということです(決済も円で行われる)。実際に外国に投資している資産の価値を、日々の為替レートで円換算して表示しているのです。よって、この場合の円建ては「為替リスクを受ける」ことになります(為替リスクとは、この場合、投資信託で利益が出ていても、為替相場の変動によっては損失が出るかもしれないリスクのことです)。
ただし、気を付けておかなければならないのは、上記の例は「外国の金融商品に投資している円建て投資信託」という点です。日本国内の金融商品に投資している投資信託の場合は「円建て投資信託」と言っても、投資対象が日本国内ですので「為替変動のリスクは受けない」です。
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