リセッション(recession)とは、景気循環における緩やかな経済活動の縮小過程のことです。ケインズ理論が台頭して以降、財政政策や自動安定化装置(ビルト・イン・スタビライザー)によって、深刻なリセッションは起こりにくいとされています。
景気の循環は2局面に分けられる場合と4局面に分けられる場合があります。
景気循環局面の分割 | 1循環 |
2局面 | 景気拡張局面→景気後退局面 |
4局面 | 回復→好況→後退→不況 |
このうちリセッションは、2局面では「景気後退局面」、4局面では「後退→不況」の状態を指す際に使われます。リセッションがより深刻化することを「恐慌」と言います。
米国の景気の転換点を判定している全米経済研究所(NBER)公表の米国の景気後退期間は、姉妹サイト「株式マーケットデータ」の以下のページで掲載しています。
米国の景気後退確率(NY連銀公表分)の推移は、姉妹サイト「株式マーケットデータ」の以下のページで掲載しています。
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