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商品の見方(日経新聞)

商品の見方ー[マーケット総合]の紙面(日経新聞)



金は実物なので価格が下がっても価値がなくなることはありません。よって、金は政治や経済情勢など、国に信用不安が起きた時に人気が集まりやすいです。もし国が潰れてしまったらその国の通貨債券株式も全て価値がなくなってしまうので、その場合に金の需要が高まり、金価格は上昇しやすくなります。金価格は産油国の景気にも左右されやすく、世界1位の産油国である中国の景気やその他の産油国の景気によって需要が変わりやすくなるので注意が必要です。




白金

白金(プラチナ)は、金と同様に金融商品として捉えられやすい商品です。ですので、白金価格は金価格の動向に左右されやすい面があります。また、白金は中国では宝飾品としての需要が多く、中国景気の動向によってその需要も増減いたしますので、白金の価格は、中国景気に振らされされやすい面がありますし、白金は自動車の部品としても使われますので、自動車の生産状況にも左右されやすい面があります。また、白金の7割が南アフリカで生産されるため、南アフリカの政治情勢や経済状況に左右されやすい面があります。





銀は、生産量の4割程度が工業用として使われ、次いで宝飾品や食器、写真のフィルム用として使われます。銀は、金と同様に金融商品として捉えられやすく、金価格の動向に左右されやすい面がありますが、金と違って工業用に使われることが多いため、経済動向に左右される面もあります。経済成長率が伸びている局面では、工業の伸びも期待されるため、銀は買われやすくなります。また、銀の産出量世界一であるメキシコの情勢にも左右されやすいです。




原油

原油は、油田から採掘され、まだ精製されていない石油のことです。原油の埋蔵量の2/3、生産量の1/3は中東で占められています。世界一の産油国はサウジアラビアで、ロシア、アラブ、イラク、イラン、クエート、アメリカなども、主な産油国となります。原油はドル建てで取引されるため、原油価格はドルの動向にも左右されます。ドル高は原油価格の下落要因となり、ドル安は原油価格の上昇要因となります。また産油国の情勢の悪化で原油価格が上昇しやすい面も見逃せません。

原油価格の動向は、日本経済に大きな影響を与えます。原油価格が1割上昇すれば、日本のGDPは0.4%ダウンし、2兆円の損失になると試算されています。逆に原油価格が下落すれば日本経済にとってプラス要因となります。





ゴム

ゴム(天然ゴム)は、タイとインドネシアの生産量が圧倒的に多いです。天然ゴムは、自動車のタイヤとして使われることが多く、天然ゴムのおよそ80%程度が、自動車のタイヤ用となっています。

需要の大半を占める米国、日本、中国、インドの自動車の売れ行きによって、ゴム価格は変動しやすい性質があります。ゴム価格の変動によっては、ゴム生産国の経済が左右されますので、その動向には注意が必要です。




トウモロコシ

トウモロコシは、穀物のコモディティとしては代表的な存在で、世界への輸出量は米国が7割を占めます。トウモロコシは、生産量の8割が家畜の飼料用として使われます。飼料用以外の用途としては、工業用アルコール(エタノール)の原料として、飲料の甘味料として使われることが多いです。
トウモロコシは、世界的に人口が増えている局面では需要が高まり、価格が上昇しやすく、人口が減少傾向にあれば価格は下落しやすい性質があります。




大豆

大豆は、豆腐や味噌、醤油から、サラダ油やマヨネーズ、洗剤やインクにまで使われており、穀物としては代表的な存在です。大豆は穀物ですので、収穫量は天候に左右されやすく、特に大豆の生産量世界一の米国の天候には注意を払っておく必要があります。米国で大豆が豊作となる予想が出れ ば、生産量が増えることから大豆価格は下がり、凶作の予想が出れば大豆価格は上昇する要因となります。







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