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日経新聞を読みこなすには?

日経新聞を読みこなすには?






日経新聞を読みこなすには?

日経新聞は、前ページの「日経新聞を読む際のポイント」で紹介した方法で読むと、経済の流れが掴みやすくなると思いますが、気を付けておかなければならないのは、日経新聞の各記事は独立したものとして読んでも、日経新聞は読みこなせないということです。”読みこなす”とは、すなわち、その記事の内容を理解して、さらにその記事の先読みができるようになる、ということです。それができるようになるには「関連付けて読む」という作業が必要になります。




日経新聞は関連付けて読む

日経新聞に限らず全国紙などの新聞は、各記事を独立したものとして単体で読んでも、その内容は理解できるものですが、前ページの「日経新聞を読む際のポイント」で紹介した日経新聞を読む際の「5つの動向」や「3つのポイント」は、それぞれが相互に関連しながら連鎖的に影響し合っているものです。すなわち、経済は独立して動くものではなく、連鎖しながら動いているものなので、日経新聞の記事も連鎖的に関連付けて読む必要があるのです。それができれば、日経新聞を先読みしながら読みこなしていけるようになります。

では、どのようにして関連付けて読むのか?

日経新聞は、1日だけしっかり読んでもあまり意味はありません。継続して読むことで経済の流れが掴めてきます。ですので、記事を一つ読んだら、その記事が1週間後に1カ月後に経済にどのような影響が出てくるかを予測しながら読むと、各記事を関連付けて読みこなしていくことが出来ます。各記事の影響は、未来の記事に何かしらの形で反映されてくるものです。日経新聞はそういった読み方をすると、経済の先読みや国の政策の動き、企業の動き、個人の動きが掴みやすくなって、非常に楽しい新聞となりますので是非実践してみてください。






日経新聞を読みこなすために

日経新聞は「関連付けて読む」ことが大切ですが、関連付けて読めるようになるには、約1〜2カ月は毎日継続して隅から隅まで新聞をしっかり読む必要があります。ただ、日経新聞を隅から隅までしっかり読むには、初心者の方ですと1日2時間程度はかかってしまうかと思います。読むのに1日2時間程度かかってしまう新聞を、1〜2カ月継続して読むことは難しい作業だと思いますが、それができれば1〜2カ月後には経済の流れがかなり掴めている状態になっていると思いますし、日本の経済だけでなく、世界の経済の状況まで把握できているのではないかと思います。

そこまで出来れば、あとは流し読みしていい記事もわかってくると思いますし、タイトルだけ見れば記事の内容も推測できてしまうようにもなります。そうなれば新聞を読む時間の短縮にもつながります。以前2時間かかっていたものが、1時間で読めるようになり、30分で読めるようになり、いずれ10分程度で読めるようになります。そこまでいければ経済についてかなり強くなっているはずですし、スキマ時間で日経新聞を読みこなすことも可能となりますので、最初のうちはキツイかもしれませんが、是非継続して読んでみてもらいたいです。

経済の知識が全くない状態からスタートしても全く問題ありません。1〜2カ月はしっかり読む。わからない言葉があればその都度調べる。読みこなしの方法としては力技であることは否めませんが、下手に速読法などに走るより実践的ですし、はじめのうちにしっかり読んでおくことで、必要な記事と必要でない記事の取捨選択ができるようになるので、いずれ相当なスピードで読みこなせるようになると思いますのでオススメです。タイトルだけ見れば記事の予測がつく・・・是非そこまで読みこなしてもらいたいです。









※その他「日経新聞の読み方トップ」に関する記事は以下。







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