営業利益率(読み方:えいぎょうりえきりつ|英語:operating income ratio)とは、「売上高営業利益率」とも呼ばれる、営業利益を売上高で割ったものです。営業利益は本業で得た利益ですので、営業利益率の推移は重要視されます。
[損益計算書]
営業利益は、損益計算書で確認することができます。
損益計算書を見る際は、単に営業利益の数字を見るのでなく、営業利益率を把握することが大切です。営業利益率を見れば、その企業が本業で効率よく利益を出せているかがわかります。営業利益率は業界ごとに水準がことなりますので、他社と比較したり過去の推移を見ておく必要があります。営業総利益率の過去からの変化率を見て伸びていれば好材料、鈍化していれば悪材料となります。
[営業利益率の目安]
製造業 | 5〜6%程度 |
流通業 | 2〜2.5%程度 |
小売業 | 5〜6%程度 |
営業利益率は、業種や事業によって基準は変わりますが、概ね5%以上あれば収益性は良いとされ、10%以上あれば高収益であると判断されやすく、逆に5%以下であれば収益性は悪いと判断されやすいです。
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