日本株は12月、今年の利益確定の動きが出やすい一方で、来年への期待感から買いも入りやすい時期で、強弱感が入り混じって上下に動きやすい傾向があります。上下にぺったんぺったん動きやすいことから、「餅つき相場」と呼ばれています。餅つき相場は、主力株で起こりやすい傾向があります。
日本株は、12月から3月決算銘柄の配当や株主優待などの権利取りに向けて動く投資家も多く、3月末の権利取りまで比較的株価は堅調に推移しやすい傾向があります。また、そういった投資家が増えることを知っている投資家が、「これから3月末までは買いが多くなって株価は上昇しそうだな」と思って買いを入れてきやすくなりますので、12月は株価は強含みしやすい傾向があります。また、特に12月下旬から大納会(年内最終売買日)の間は「掉尾の一振」が起こりやすい時期でもあります。
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