本文へスキップ

東証REIT指数

東証REIT指数






東証REIT指数とは

  • 東証REIT指数(読み方:とうしょうりーとしすう)とは、東証(東京証券取引所・TSE)が算出・公表している東証市場上場するREIT(不動産投資信託)全銘柄を対象とした日本のREIT市場を代表する株価指数です。本指数は、時価総額加重型の株価指数で、基準日2003年3月31日を基準値1,000として算出されていますので、2003年3月31日を基準値1,000とした場合に、現在の時価総額がどの程度かを表しています。つまり、東証REIT指数は、TOPIXと同じく時価総額加重平均の指数であるため、J-REIT市場全体の時価総額がどの程度増減しているのかを表した指数です。J-REITについては以下で解説します。



REITとは

REIT(リート)とは、「不動産投資信託」のことです。日本の不動産投資信託のことを「J-REIT」と言い(米国でもREITはありますので、それと区別して「J-REIT」としています)、REITは投資家から資金を調達し、その資金で不動産へ投資して、賃貸収入や売買益を投資家に分配する仕組みの投資信託です。REITは取引所に上場されており市場で売買することができます。

J-REITは、分配金(株でいう配当金)が魅力の金融商品で、為替の影響を受けにくい面があるのが特徴です。J-REITは、年に2回決算を行うものが多いので年2回分配金を受取ることができます。

J-REITは、不動産投資で儲けた収益の90%超を分配金に回すなど、一定の条件をクリアすれば法人税がかからない仕組みになっていますので、収益のほとんどを分配金として受取れることになります。ゆえに、賃貸収入が増えたり、不動産売却益が増えれば分配金は増えます。利回りは3%から5%で推移しますが、もし3%を割れば利回りとしての魅力がなくなり、売られやすくなる傾向があります。

REITを見る際は、合わせてインフレ率も見ておきましょう。インフレ率が上昇すればRETIも上昇しやすいですし、金融緩和もREITにとってはメリットとなります。また、REITは金利の動向にも左右されます。金利が上がればローン金利も上がってしまうので不動産とってはマイナス要因となり、金利が下がればプラス要因となります。






東証REIT指数・J-REITの利回り・時価総額・売買代金の推移

東証REIT指数や、J-REITの利回り・月間の時価総額合計・1日平均売買代金のこれまでの推移は、姉妹サイト「株式マーケットデータ」の以下のページで掲載しています。




動画で解説ーYouTube−








関連記事









その他「株価指数・株価指標」に関する記事は以下。




株価指数





株価指標





財務指標





姉妹サイトの紹介

株初心者のための株式投資と相場分析方法

株式投資初心者の方から中・上級者の方まで、全ての投資家に必要な投資情報を詳しく解説したサイトです。投資信託やデリバティブ、経済学の内容も充実。

株式マーケットデータ

IMM投機筋ポジション・投資部門別売買状況・裁定取引の推移・信用残の推移・株価指標・債券・為替の動向まで、投資をする際に見ておきたいデータを集めたサイトです。

投資戦略

マーケット動向をブログ形式で随時更新。日々の投資の参考にご活用ください。

初心者のための仮想通貨専門サイト

仮想通貨を1からわかりやすく徹底解説(動画付き)!投資情報からトレード手法まで、仮想通貨をはじめるならここから!



バナースペース