本文へスキップ

シンジケートローンとは

シンジケートローンとは






シンジケートローンとは

  • シンジケートローン(英語:syndicated loan)とは、開発途上国(発展途上国)向けや海外の大型事業向け等の貸し出す金額が大きいローンにおいて、幹事銀行が中心となってシンジケート(貸出銀行団)を組成し、複数の銀行が借入人に対して行う貸出のことです。また、シンジケートによる協調融資のことをいいます。

シンジケートローンは、通常のローン・アグリーメント(金銭消費貸借契約)と同様ですが、参加している銀行間の権利や義務に関する条項や、幹事銀行の責任や免責規定の条項等が定められます。




期間

シンジケートローンの期間は、借入人の信用度合いや貸出金の調達リスクによって決定されるのが一般的で、通常は5年から10年程度が多いです(国際優良機関であれば30年などの場合もある)。資源開発プロジェクト向けの場合は10年以上となることも多いです。






金利

シンジケートローンの金利は、一般的にはLIBORを基準として、スプレッド(上乗せ金利)が加えられて貸出金利とすることが多いです。




担保

シンジケートローンは、そのほとんどが政府や国営企業等となっており、民間の企業の場合も国際的に信用力の高い企業でなければ広く貸出の参加者を集めることは難しいため、通常は無担保での貸し付けとなります(事業の内容によっては資産を担保とする場合もある)。




シンジケートローンの例

一般的には、1968年、オーストリア共和国向けの1億ドルのローンが第1号の案件とされています。その後、1973年ごろから広まるようになり、近年では各国政府や大企業向けに利用されています。






関連記事









※「その他」に関する記事は以下。







姉妹サイトの紹介

株初心者のための株式投資と相場分析方法

株式投資初心者の方から中・上級者の方まで、全ての投資家に必要な投資情報を詳しく解説したサイトです。投資信託やデリバティブ、経済学の内容も充実。

株式マーケットデータ

IMM投機筋ポジション・投資部門別売買状況・裁定取引の推移・信用残の推移・株価指標・債券・為替の動向まで、投資をする際に見ておきたいデータを集めたサイトです。

投資戦略

マーケット動向をブログ形式で随時更新。日々の投資の参考にご活用ください。

初心者のための仮想通貨専門サイト

仮想通貨を1からわかりやすく徹底解説(動画付き)!投資情報からトレード手法まで、仮想通貨をはじめるならここから!



バナースペース