シンジケートローンは、通常のローン・アグリーメント(金銭消費貸借契約)と同様ですが、参加している銀行間の権利や義務に関する条項や、幹事銀行の責任や免責規定の条項等が定められます。
シンジケートローンの期間は、借入人の信用度合いや貸出金の調達リスクによって決定されるのが一般的で、通常は5年から10年程度が多いです(国際優良機関であれば30年などの場合もある)。資源開発プロジェクト向けの場合は10年以上となることも多いです。
シンジケートローンの金利は、一般的にはLIBORを基準として、スプレッド(上乗せ金利)が加えられて貸出金利とすることが多いです。
シンジケートローンは、そのほとんどが政府や国営企業等となっており、民間の企業の場合も国際的に信用力の高い企業でなければ広く貸出の参加者を集めることは難しいため、通常は無担保での貸し付けとなります(事業の内容によっては資産を担保とする場合もある)。
一般的には、1968年、オーストリア共和国向けの1億ドルのローンが第1号の案件とされています。その後、1973年ごろから広まるようになり、近年では各国政府や大企業向けに利用されています。
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