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GNMA(政府住宅抵当金庫:ジニーメイ)とは

GNMA(政府住宅抵当金庫:ジニーメイ)とは






GNMAとは

  • GNMA(英語:Government National Mortgage Association|意味:政府住宅抵当金庫)とは、米国の抵当権付き住宅ローンの政府系の再金融公社のことです。通称、「ジニーメイ」と呼ばれています。



政府再金融機関

ジニーメイは、1968年に米国(アメリカ)の国民の住宅取得促進のために政府が100%出資して設立されました。住宅ローン担保証券(MBS)の発行は行われず、連邦住宅監督局や退役軍人省などの政府系機関が提供もしくは保証した住宅ローンを裏付けとした住宅ローン担保証券の保証のみを行っています。

ジニーメイは、政府の信用と信頼をもとに、住宅ローンを裏付けとして民間金融機関が発行する抵当証券(不動産に対する抵当権及びその被担保債権を小口の証券とし、一般投資家が購入できるようにした有価証券)の所有者に毎月期日通りに元利金の支払いを保証しています。

住宅ローンの再金融としては、民間の金融機関または一般投資家に抵当証券を販売する場合と、政府が再金融に関わる場合があり、米国の政府は再金融のために1938年にFNMA(連邦抵当金庫:ファニーメイ)、1968年にGNMAを設立し、FNMAの業務の一部が移管されました。そして、1970年にFHLMC(連邦住宅金融抵当金庫:フレディ・マック)を設立して、この3社で住宅ローンの政府再金融機関として機能しています。






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