例えば、金利上昇に備えてキャップを、金利低下に備えてフロアを設定しておけば、金利がいくら上昇・低下してもリスクは一定の範囲で収まります。
さらに、カラーは手数料もメリットとなります。というのも、借入を行っていれば金利が低下するのはメリットとなりますが、カラーでは金利低下に下限をもうけますので、その分の対価として手数料収入が得られます。要するに、フロアを売ることによる手数料が得られるのです(フロアは、金利が低下して一定水準を下回ってくると、下回った分の金利を差金決済でもらえる権利)。逆に、金利が上昇するのに備えてキャップをかけますので、キャップを買う必要があり、それには手数料が必要です。そのキャップ料はフロアを売った分をあてることになります。ゆえに、キャップを単体でかけるよりも手数料が減らせます。
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